まんが「摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~」感想・ネタバレ

グロい系マンガ

新堂冬樹の小説版のまんがなんですね!?

新堂冬樹は好きで小説はよく読んでますが、この作品は読んでませんでした。

新堂冬樹作品は大きく分けて2つに分類されて「ドロドロ系(人によっては読むのも、嫌悪感を感じる作品)」と「純愛物語系」

とても同じ作者が書いてと思えないところがこのひとの凄いところ。

なので私は「純愛物語系」は全然読んでいません(*^^*)

そんな新堂冬樹作品の中での女子学生が主人公の作品の紹介です。

摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~

あらすじ

頭脳明晰で医学部を目指す桂木涼子は、毒キノコや毒ニンジンを栽培し、近所の猫や学校で飼われているニワトリで死の実証試験を行っていた。それは毎日家族のために、身を粉にして働く大好きな母親を死を以って楽にしてあげるためのものだった。積み上げてきた実証試験をもとに、涼子の母親を殺す『悪魔の実験』がはじまった。母親の飲食に毒を混ぜ、日々、体に毒を浸透させていく涼子。嘔吐、下痢、脱毛と母親の体に症状が出はじめて――!? 毒で母親が弱っていく様をリアルに描き話題をよんだ、新堂冬樹の小説をコミカライズ!

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/561246/A002244944/
摂氏零度の少女~私がママを殺すまで~

感想・ネタバレ

女子学生の桂木涼子は決して「母親をニクくて殺そう」としてるわけでは無く。

むしろ、母親が大好きで!

家庭の犠牲になって1人で忙しく働く母親を楽にさせたい(死)。

(いぜん涼子が子犬を拾って来たとき、母親は動物が好きだから、死んだ時が悲しいので返してくなさい!と。。 しかし飼う羽目になるが、その子犬が病気で苦しみ苦しみを長引かせるなら安楽死させようと。。

そうほうが子犬も苦しまなくて、いい。

「死ねば苦しみも痛みもない世界」と母親に説得された事が少女:涼子に刻み込まれ!

死は「悲しいものじゃない=苦しみが無くなる世界」

それから「苦しむ生き物などから苦痛を開放してあげる=死

なる法則が涼子に根付いた。。

読んで、涼子が母親の事を思っての犯行なので、なんとも切ない。

また 殺されそうになった母親も、そんな優しい娘の気持ちが分かってるだけに、自分の育て方を責めて、決して娘を憎んでいない。

相変わらず読み手によって評価が変わる新堂冬樹の作品でした。

他にそんな作品があります

なんか深い。。

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